社交ダンス｜スタンダード種目にあわせたドレス選び

スタンダードの各種目にあわせたドレス選びのヒントをご紹介いたします。

社交ダンスの種目別ドレス選びとは

パーティーでデモンストレーションを踊られる方は、デモの度に種目が決まりますので、その１回のダンスに合わせてドレスをレンタルされる方が多い世界です。
（競技会に出場される方は１着のドレスで全ての種目を踊りますので、種目別にドレスを選ぶことはあまりないかもしれません。）

初めてのデモに出場なさる方は、特にドレス選びに悩まれるかと思います。
まずは先生に衣装のご相談をなさるのが第一歩です。
先生によっては色やデザインを詳細に指定される方もいらっしゃいますし、逆に１００％生徒さんにお任せという方もいらっしゃいます。
先生に方針を確認せずにドレスを決めてしまうことは、絶対におすすめできません。
必ず先生のご意向をあらかじめ確認した上で、ドレス探しをスタートさせていただきたいです。

その上で、もし何でもお好きな衣装で良いとなった場合には、とにかくお似合いになる（ご自身の気分が盛り上がる）一着をお選びいただくよう、フジタではお手伝いをさせていただいております。

スロー、ワルツ、ウィンナーワルツ

ワルツやスローを踊られる場合、ドレス選びの特徴としては淡い色を好まれる方が多いです。
ベビーピンクやクリーム、水色、ミントグリーンなど、優しく女性らしいカラーが人気色となっています。

スローですとお好みで黒やパープルなど濃いカラーをあえてお選びになる方もいらっしゃいます。

デモの場合には曲目が決まっていますので、楽曲の世界観にあわせてドレスをお選びいただくとさらに雰囲気を演出することが可能です。

ウィンナー（ヴェニーズ）ワルツの場合は、回転の多い踊りのため、スカートがより広がるドレスをお選びいただくと、踊りに優雅さと躍動感を出すことができます。

フロートは大きなものが風を多く含み、優雅で華やかな雰囲気になります。
ボディから手首まで繋がるフロートや、ボリューム感のあるものが人気のデザインです。
素材はジョーゼットなど、柔らかく軽やかな生地がおすすめです。

最近はプロの試合や上級者の競技会で羽根のフロートが目立つため、アマチュアの方でも羽根をご希望される方がいらっしゃいます。しかしながら羽根は重量があり動かしにくいため、ダンスに自信のないアマチュアダンサーの方には（長い房の羽根フロートは）フジタではおすすめしておりません。手首のバンドに羽根が巻かれたような小さなタイプがおすすめです。

タンゴ

テンポ良く情熱的なダンスです。
曲のイメージにあわせて濃いカラーのドレスを選ばれる方がほとんどです。
赤と黒が文句なしの定番になりますが、濃い紫やネイビー、グリーンのほか、黒と他のカラーを組み合わせたドレスも人気があります。

タンゴは足を床から少し持ち上げるようにして踊るため、スカート丈を標準よりも短くされる方もいらっしゃいます。
最近はボリュームのあるスカートが主流で、広がりの大きい素材が多いため、足に引っかかる心配は少なくなりました。
激しく踊るタンゴは大きいフロートが絡まりやすいため、小さいフロートを使用するか、フロートを完全に外して踊られる方もいらっしゃいます。

タンゴのドレスについてこちらでより詳しく

クイックステップ

クイックはリズム感があり速いテンポで踊るため、動きを表現するのに効果的な、スカート自体が跳ねやすいドレスを選ぶ傾向にあります。
フロートにも下がりがあり、動きやすいものが好まれます。

すっかり定番となったホースヘアは軽やかな動きを演出するために便利な素材です。
スカートやフロートにホースヘアが多く使われたドレスが特にクイックにはおすすめです。
カラーは明るめが好まれますが、こだわらずにデザインや素材でお選びになる方の方が多いかもしれません。

　

メドレーのドレス選び

最近はデモであってもメドレーで複数の種目を組み合わせる方が多くなりました。
メドレーでは衣装選びに皆様ご苦労されていらっしゃいます。
特にスタンダード種目とラテン種目を組み合わせたデモになりますと、本当にドレスが悩ましくなってしまいます。
まずは前述の通り、先生のご意向を確認していただきたいと思います。
とは言え、衣装にかけられるご予算の問題も当然ありますので、できることには限界があります。
フルオーダーであれば様々なご要望を盛り込むことが可能となりますが、既製品で探す場合にはどこかで妥協する必要があるでしょう。

フジタでは長年の経験をもとに、ご相談には誠心誠意お応えいたします。
店頭では既製品、フルオーダー、オーダーレンタルなど様々な商品・サービスの組み合わせでご要望にお応えできるよう努めております。
例えばドレスはお持ちの衣装をお使いになり、早変わり用の巻きスカートのみオーダーされるケースなど、様々な方法がございます。
衣装の悩みで気が滅入ってしまう、という方もたくさんいらっしゃいますが、ぜひお早めに、お気軽にご相談ください。

　　　

　　　　

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