社交ダンス|ラテンドレス:ルンバ
社交ダンスのラテン種目「ルンバ」は ルンバらしいドレス で踊っていただくことをおすすめしております。
お教室のパーティーが多い時期にはルンバ用のレンタルドレスをお探しの方がたくさん店舗にご来店されます。
競技会にラテン種目で出場なさる方は、5種目すべてを1着のドレスで踊りますので、わざわざルンバ用ドレスをお探しになることはありません。
こちらの記事ではルンバ用ドレスの特徴や選び方、フジタで過去にお作りしたルンバにふさわしいドレスをいくつかご紹介いたします。
社交ダンス ラテン種目のルンバとは
ルンバは「キューバンルンバ」とも呼ばれるように、キューバの音楽で踊るのが基本です。
中でもテンポが遅くしっとりとした音楽で踊る特徴があります。
両足を鎖でつながれた黒人奴隷が遠くから聞こえる太鼓の音に合わせて踊ったのがルンバの起源と言われており、エモーショナルに踊られることが多いダンスです。
初めて社交ダンスを習う方が、ラテン種目から始める場合には、動きがゆっくりなルンバを選ばれることも多いようです。
とは言え、流れるように美しく、ゆっくり動くためにはそれなりの筋力が必要です。太極拳をイメージしていただければ「ゆっくりだから簡単」とは言えないことが想像していただけるかと思います。
下の動画は社交ダンス界のレジェンドと言うべき元チャンピオン、マイケル&ジョアンナのルンバですが、鍛え上げられた肉体から醸し出される優雅なムーブメントは、ルンバの奥深い世界を十分に感じさせてくれるのではないでしょうか。
音楽の世界観を情熱的に表現することは、長いトレーニングと人生経験の先に初めて可能となるのではないか、と感じることも多い、味わい深いルンバ。
ぜひ存分にお楽しみいただきたいと思います。
社交ダンス ルンバ用ドレスの特徴
ルンバのドレスは 長さと質感 にこだわっていただきたいと思います。
ゆったり、しっとりと流れるようなムーブメントを表現するため、クレープのような少し重みのある生地で仕立てた長めのスカートが最適です。
ただしパソ用ドレスのようにスカート全体が足首まであるような全体が長いものではなく、左右非対称で片側だけが長いものや、スリットが入っていて動くと脚が見えるデザインがおすすめです。
チャチャやジャイブなど、他のラテン種目では激しい動きを強調するため、小刻みに跳ねてくれるような軽量感のある短めのスカートがオススメですが、ルンバ一曲を踊るためのデモ用ドレスをお探しでしたらふさわしいスカートが全く異なりますのでご注意ください。
社交ダンス ルンバ用ドレスのカラー
ルンバ用ドレスのカラーは踊る 音楽の曲調や世界観にあわせたイメージ でお選びになる方がほとんどです。
デモでは踊る曲があらかじめ決まりますので、先生と音楽の世界観についてお話されるなどして、ドレスのカラーは寒色系が良いか、暖色系が良いか、など、ドレス探しのスタート前にご相談されることをおすすめしております。
もちろん最終的にはお召しになる方にお似合いになるカラー・デザインをお選びください。
パーティーでのデモンストレーションはアマチュアダンサーにとって夢のようなとっておきの機会ですので、今すぐにフロアでステップを踏みたくなるような、心躍る一着をぜひお召しいただきたいと願っております。
ルンバにふさわしいドレスのいろいろ
フジタでデザイン・製作したルンバにおすすめのドレスをいくつかご紹介いたします。
ルンバを好んで頻繁に踊られるお客様ですと、ルンバ用ドレスをフルオーダーでお作りになる方もいらっしゃいます。(フジタのフルオーダーについてはこちらをご覧ください)
もちろん一度だけ踊ってフジタにお返しいただくオーダーレンタルでも、ルンバ用ドレスをデザインから製作することが可能です。(オーダーレンタルドレスについてはこちらをご覧ください)
ルンバらしいドレス
ルンバといえば、やはり丈の長いスカートです。
全体が長いと重たく見えてしまいますので、スリットが入っていたり、左右が非対称で片側だけ長いなど、ラテンらしさも意識して選ぶことをおすすめいたします。
ルンバを含むメドレーにおすすめのドレス
最近はメドレーのデモを踊る方が増えています。
例えばルンバとサンバ、あるいはルンバとチャチャといったメドレーの場合、スローテンポのルンバも動きの速いラテン種目も、両方とも踊りやすいドレスを探したいものです。
やはりルンバが少しでも入ったデモでしたら、ドレスのどこか一部分だけでも長い生地が垂れ下がったデザインをおすすめします。
ドレス選びで最も大切なこと
最後に、ドレスを選ぶ際にもっとも気を付けていただきたいことをお伝えします。
社交ダンス用のドレスは、お身体にぴったりとサイズが合っていることが何よりも大切です。
社交ダンスはスポーツダンスと呼ばれることもあり、フジタでは社交ダンス用ドレスをスポーツのユニフォームだと考えています。
踊り(動き)を妨げず、逆に踊りをより上手に見せてくれるユニフォームは、サイズが合っていることが大前提です。
特に社交ダンスでは腰まわりのフィット感がとりわけ大切で、ゆるゆるのドレスの中で身体だけがくるくるとまわってしまうような衣装では、せっかくのダンスを台無しにしてしまいます。
一生懸命練習して本番に臨んでも、ドレスが踊りを妨げてしまうのでは本当に残念です。
ぜひお身体にぴったりと合う、とっておきのお衣装をお探しください。
※「踊りを生かすドレス」についてはこちらの記事で解説しています。ドレス選びの前に、ぜひご覧ください。
ルンバ用のドレスについてご紹介いたしました。
ダンスとしてはラテン種目の中で最もスピードがゆっくりで、ダンス初心者の方でもチャレンジしやすい種目です。
上手に踊るのは逆にとても難しい種目でもありますが、デモでルンバを踊る方はとても多い印象です。
ルンバ用ドレスはお電話でのお問い合わせも多く、初めてフジタのショールームにご来店いただくきっかけがルンバのドレスを探して、という方もとても多いです。
なかなかご希望に合うドレスが見つからない方や、選び方のアドバイスをお求めの方は、ぜひお気軽にフジタ本店までご相談ください。
現在フジタでは「先着10名様、MIXメドレーを踊るデモ用ドレス限定」で「オーダーレンタルドレスを正価から50%オフ」というシークレットキャンペーンを開催中です。
割引適用には諸条件がございます。ご希望の方はお電話でキャンペーン対象かどうかご確認をお願いいたします。(ご注文には事前のご予約をお願いしております。)Tel.03-3350-6231(毎日9:30~17:30受付)
なお、キャンペーン適用条件の一部は下記の通りです。
●受注期間:2024/12/25 ご契約成立まで
※先着10名様限りのため、ご契約が10名に達した時点で終了
●注文価格:正価18万円=50%割引で9万円より(装飾少な目価格)
※装飾が豪華なドレスは割引価格で13万円~18万円程度
●デモ内容:ラテン種目とスタンダード種目のミックスデモ
●ドレス仕様:原則としてラテンドレスの型紙でスカートは1枚仕立て
オーダーレンタルドレスの仕組みについてはこちらのページにて詳しくご紹介しております。
オーダーレンタルドレスのご注文の流れ・進め方についてはこちらのページにて詳しくご紹介しております。ぜひご覧ください。
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※店舗のご案内ページはこちら
ブログ監修者
川合 真桜子
(かわい まおこ)
ダンサー、オペラ歌手。 JDCプロフェッショナルラテンアメリカン元B級 EJBDFプロフェッショナルラテンアメリカンB級、プロフェッショナルスタンダードC級 東京音楽大学 声楽演奏家コース卒業。 同大学院修士課程オペラ研究領域修了。 東京二期会オペラ研修所予科特待生、本科特待生、本科修了時に奨励賞受賞、マスタークラス特待生。 これまでに「コジ・ファン・トゥッテ」よりデスピーナ役、「秘密の結婚」よりカロリーナ役、「魔笛」よりパパゲーナ役、「ドン・ジョヴァンニ(抜粋)」よりドンナ・アンナ役等を演じる。 2019年よりフジタのスタッフとしても就業中。